昨日、書店で『大人の科学』を購入した。『大人の科学』とは、あの言わずと知れた『学研の科学』の大人版だ。で、今号の付録が『ステレオピンホールカメラ』で、これ友人のO野さんのBLOGで紹介されたのもあって、以前からちょっと欲しかったので遅ればせながら購入した次第。
実は『大人の科学』を買ったのは今回が始めて。家に戻り、ふろくを開け、設計図を見たたとき、ふと、小学生の頃に買ってもらった『科学』のふろくを開ける時の、あのワクワク感が蘇った。
冬の午後の緩やかな日差しの中で、まったりとしながらの『工作』はちょっとした至福の気分になった。『こんな気分、久しぶりだなぁ…』
工作は楽しかったが、ただ、昔と勝手が違うのは、歳のせいで目が悪くなった分、細かい部品や作業する指先が見えずらくなり、作業がドンくさくなったことか。メガネ上げたり下げたりと大変ですた(苦笑)。 あと、部品が1個足らなかったのは、気分ぶち壊し。一番肝心のカウンターを止めるネジがなかったのだ。仕方がないので、近くのホームセンターに行って似たネジを購入し代用して無事、完成させた。
このカメラは『ピンホール』なので、レンズのものと違って独特の雰囲気の写真が撮れるようだ。昨今、高度な性能のデジカメがもてはやされているが、こんな単純なカメラだからこそ『写真を撮ることのプリミティブな面白さ』を感じることができるかも。
今度の休みに、撮りに行ってみるか。