森のげえむ屋さんを開業し、その拠点をさいたま市と宮崎の高鍋町(故郷)の2か所にしました。さいたま市では、今まで通りの業務をこなし、高鍋町では集中的に詰めて行う作業(シナリオ等)と地域活性化の企画業務が主になります。
このような仕事の拠点を2か所にすることをデュアルライフというらしいですが、これを実践した理由は5つ。1つ目は自分がフリーランスで時間が自由に使えること。2つ目はテレワークが一般的になったこと。3つ目は2番目の拠点(高鍋町)の維持費が安かったこと。4つ目は移動交通費がLCC航空のおかげで格安になったこと。そして5つ目は生活に変化をつけることで心身のリフレッシュや新しい出会いや仕事の可能性を期待したからです。
それで現状ですが、現在、高鍋町の仕事場で『詰める作業』を行ってます。最初は刺激のない田舎の環境で集中して作業に打ち込めるだろうと期待してたのですが、田舎ののんびりさの影響を受けリラックスし過ぎて、しばらく作業に集中できないという計算違いが生じました。(4日目となった今ではやっと慣れて集中できるようになりましたが……)
あと、田舎だから食費なんかは、さいたま市と比べて圧倒的に安くて経費がかからないだろうと期待してたのですが、意外や、こちらの方が高いという事に気づきました。もちろん肉、魚、野菜などの生鮮食品は地の利があり安くて新鮮なのですが、加工食品等は全体的にさいたま市のスーパーに比べて20~50円近く高いのです。(高いというより、ほぼ原価という方が正確かな) たぶんその理由はさいたま市のような人口の多い都市では安売り、薄利多売が成立しますが、人口の少ない地方の町ではそれができないのが大きな理由の1つなのでしょう。
都会と地方。この二拠点を往復するデュアルライフをやっていると、新たな気づきや、生活や文化の差の現実を実感することができそうです。
【追記】その後、チェーン店系の大型ドラッグストアを見つけたので行ってみました。そこはさいたま市とほぼ変わらない安売りをしてました。どうも初日に行った地元系の店がたまたま高かったようで、全ての店が高いようではないようです。