去年の年末からコツコツとプレイしてきたゼルダだが、今日、やっとこさクリアした。(トータルプレイ時間76時間。ヘタだからちょっとかかり過ぎ)


で、感想――


いやぁ~、おもしろかった!(難しかったけど)


今回のゼルダはWiiということもあって、操作性から違ってなんか新しい感じがした。剣のようにコントローラーを振ったり、弓で的を狙うときも実際にリモコンを使って画面を狙ったりとかなり楽しく遊べた。ただ、一部のボス戦でボタン使いまくりで「こんなん、できるかっ!」とムカついたこともあったが、そこは任天堂クオリティー。それでも何度か挑戦しているうちに必ずクリアできてしまうから、結果的にムカつきも喜びの味付けになってしまう。謎説きも程よい脳内麻薬がでるバランスで私的にはグッド。ただ、ゼルダが始めての人には結構難しいかも。だって、謎説きの基本はゼルダシリーズの『お約束』が基本になっているから。(なんてエラソーに言ってるけど、私もネットでヒント見ちゃったけどね)


ところで、今回のゼルダで私がいちばん感動したのは、アートワークというか、美術のすばらしさだ。今回のゼルダは前回の『風のタクト』のようなアニメチックではなく『時のオカリナ』のように写実的な表現に戻ったが、それが単なるハードの機能を見せつけるようなフォトリアリズムを追求したのではなく、人が描く『美術』を追求したものだった。その『心象風景』のような背景マップに『綺麗だなぁ…』と思わずゲームを忘れ眺めることしばしば。そこには単なるゲームのマップではなく、まぎれもなく『ゼルダの世界』があった。


ボス戦は今までのシリーズに比べて、ちょっと簡単じゃなかったかな? もしかしたらリモコン操作が特殊なので、なれない人のために気持ち簡単にしたのかな? たしかにボス戦によっては『敵はリモコン操作じゃね~の!?』な状況もあったし。


いやはや、いずれにしても久々にテレビゲームを楽しんだ!という感じだった。ラストシーンもお仕着せっぽくなく、なかなか良かった。


 


【追記】ラストで倒されたガノンドロフが『このままで終わると思うなよ…。これは始まりにすぎない…』なんてなことを言ってたが、そのお言葉、大歓迎です。次のゼルダを首を長くしてお待ちしております。

投稿者 mori-game

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