世界で最初のテレビゲームは1958年、ニューヨーク、ブルックヘイブン研究所のウィリアム・ヒギンボーサム氏が作った『Tennis For Two(二人でテニスを)』ということはゲームに詳しい人達には周知の事実。(今だに『ポン』と思っている人がいるのには驚かされるが…)
(注:テレビゲームの定義を”リアルタイムの操作でディスプレイ上で遊べるもの”とした場合)
写真(左)の優しい顔のおじさんがテレビゲームの生みの親ヒギンボーサム氏。写真(右)が『Tennis For Two』
で、『Tennis For Two』の画像をネットで探していたら、なんと! そのゲームを記録した動画を見つけた。
■こちらから (注:英語のサイトです。リアルプレイヤーが必要です)
いやぁ~! 感動! 初めて見た。オシロスコープの画面に手作りのコントローラーという話は知っていたし写真でも見たことはあったが、やはり記録動画でみる本物の映像は感動ものだ。先々週アメリカでE3が開催され驚くほどのテクノロジーを披露したゲーム業界だったが、それらもすべては、このゲームから始まったということを思うと感慨深いものがある。
今日、スクールで生徒達に『動画見つけたぞ! 観ろ!観ろ!』と促したが、どうも私が期待したほどの反応はなかった。(中には観ようともしない生徒も数人いた…なかなか見上げた知的好奇心ですな) やはりコンピュータゲームがなかった時代に生まれた世代と、既にあった時代に生まれた世代との思い入れの違いか?
ちなみの下記の『Tnnis For One』というサイトではその『Tennis For Two』がどんなゲームだったのかを、実際にプログラム組んで再現しておられる。『へぇ~、こんな遊び方だったのかぁ……』とまたまた感動。世の中にはありがたい方がいらっしゃるものです。感謝!
【追記】しかし、ネットの情報網はすげえなぁ…と、あらためて感じました。