昨日、友人のS條(HNななこ(ゲ屋))から電話がかかってきた。受話器から聞こえる彼の声は涙声だった。
『ナナが癌になった。一年もたないかもしれない……』
突然の彼の知らせに私は声がでなくなった。ナナとはS条がまるで自分の子供のようにかわいがってきた愛犬(ゴールデンレトリバー)だ。ナナが楽しいときも辛いときも常に彼と伴に生きてきた、いわば肉親のような存在であることは私もよく知っていた。だから彼が受けた突然のナナの死の宣告への驚きと哀しみは、私が想像する以上に過酷なものだったろう。
今日、彼からメールが届いた。それは”ナナとの闘病生活をBLOGで開示する”との内容だった。そのBLOGの冒頭にはこう書かれてあった。
”余命100日と診断されたナナとの生活と闘病生活を伝えます。 悲しいブログになるかもしれませんが、同じ病気で苦しむ人たちの道筋になれるかもしれないので出来る限り事実を伝えていきたいと思います。”
確かにS條が言うように、彼にとって、また読む人にとっても辛いBLOGになるかもしれない。しかし、それは残り少ない命の輝きが記録されてゆく”命のBLOG”でもある。 私はしっかりと彼とナナの闘病の記録、いや、生への希望の記録を見届けてゆこうと思う。がんばれS條、ナナ!
BLOGはここからです→『いとしのナナへ』
PS:たまたまこの雑記を読まれた方へ。よろしければBLOGへ訪問していただき、S條とナナの闘病生活に励ましの声をかけていただければと切に願います。