電子書籍サイト・パブーに『私立探偵 犬塚真太郎~前編』をアップしました。(無料です)
擬人化した犬の探偵が活躍するハードボイルドタッチの探偵小説です。もともとは10年前のテレビゲームの企画だったのですが、キャラが気に入っていたのでゲームとは関係なく短編小説化したものです。(注:一部、暴力表現があります)
で、その10年前の企画は『尾行探偵 犬塚真太郎』というタイトルで、尾行+スコットランドヤードみたいな3Dアクション推理ゲームでした。SCEでプレゼンしたのですが、当時のチーフPから「尾行ってストーカーみたい」「面白さが分からない」と言われ、残念ながら没になってしまいました。プレゼンの席にはそのチーフP以外にも若いPが3人いましたが、内、2人も同じくNG。あとの1人だけが好意的で面白そうだったと言ってくれました。ちなみに、その1人の若いPは、後に『蚊』というゲームをプロデュースされたようです。その方も私と同じように新しい遊びに興味があるタイプだったみたいですね。
『尾行探偵 犬塚真太郎』は自分としては、かなり自信があったのですが、やはり新しい遊びを理解してもらうって、なかなか難しいです。
ちなみに下の画像は、その企画書に使っていたイラストを抜粋したものです。『尾行探偵 犬塚真太郎』は遊びが新しいものだったので、少しでも理解してもらおうと、企画書自体をコミック形式にしたのですが、やはり、それでも理解は得られませんでした。まぁ、簡単に言ってしまえば、私のプレゼン能力に問題があったのでしょうが……。 今から10年前の話しです。
チャンスがあったら、アプリで再挑戦してみたいなぁ、と思う、今日このごろです。