おお、19年ぶりのインディーではないですか! て、なわけで、先行ロードショーをやっていたので観に行ってみました。
原題: Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull /監督: スティーブン・スピルバーグ /脚本: デビッド・コープ /製作総指揮: ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ /製作: フランク・マーシャル、デニス・L・スチュワート /撮影: ヤヌス・カミンスキー /音楽: ジョン・ウィリアムズ /原案:ジョージ・ルーカス、ジェフ・ネイサンソン /出演: ハリソン・フォード、ケイト・ブランシェット、シャイア・ラブーフ、カレン・アレン、レイ・ウィンストン、ジョン・ハート、ジム・ブロードベント /2008年アメリカ映画/2時間3分 /配給: パラマウント
で、感想……
19年ぶりのインディー・ジョーンズは、やはりインディー・ジョーンズでした。インディー・ジョーンズらしいおもしろさでした。しかしハリソン・フォード、すっかり老けちまいましたね~…。嗚呼、時の流れを感じます。
ネタばれになるので詳しいことは書きませんが、なんか、今回の作品は製作者側(ルーカス、スピルバーグ)が、自分たちが創った昔のインディーを懐かしんで創っているという感じがしました。自分たちで自分たちの作品(特にレイダース)のオマージュをやっているというか……。ですから、見せ方に関してもCG以外は特に新しく刺激的なものはありませんが、だからこそ万人が楽しめる分かりやすさとなり、今後のシリーズ化の可能性を臭わせる意外な設定もあったり等して『家族で安心して観られるエンターテイメント』にしあがっています。ポップコーンムービーとしては一級品だと思います。
ただ、欲を言えば、今回のネタであるロズウェルのUFO墜落事件とナスカ文明にひっかけたオチが『普通にトンデモ系のオチ』だったので、もうちょっとヒネるとかアレンジするとかしてくれたら、もっとおもしろかったかな~……。私はね。 (私はUFOネタより、キリスト教ネタの方が神秘的で好きだったけどな……)