チャールトン・ヘストン、亡くなってたんだね。チャールトン・ヘストンといえば中学1年の時に観た『ベンハー』(もちろんリバイバル)以来、ずっと好きだった役者で、彼が主演する映画の殆どは観ていたなぁ……。(でも、熱心に観ていたのは『エアポート75』までだけどね)
ベンハーは今でも私の好きな映画の第一位で、当時何回も観まくってたけど、今思えば結果的にその作品がゲーム創りでの演出やドラマ運びのお手本になってたんだよなぁ……。監督、ウィリアム・ワイラーだしね。
で、彼が主演した『ベンハー』や『十戒』のイメージからだと思うけど、私は中学生の頃から彼に対して『彼は私生活もまじめで善人である!』という根拠のないイメージがついて離れませんでした。しかし、『ボーリング・フォー・コロンバイン』で、彼が銃所持を擁護する圧力団体『全米ライフル協会』の会長であることを知り、かつ、作中、彼に対してあまり好意的ではない演出をされたのを観て、なんとも言えない複雑な気持ちになり、私の中の『真面目で善人のチャールトン・ヘストン』のイメージが崩れ去ってしまいました。
まぁ、でも、私が好きだったチャールトン・ヘストンはあくまでスクリーンの中の彼。だから、私生活の彼のイメージが崩れても、『ベンハー』や『十戒』の中で永遠の存在であればそれで十分です。なんか久しぶりにベンハー、観たくなったな……。
チャールトン・ヘストン氏のご冥福をお祈り申し上げます。
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