グーグルアースの楽しみのひとつに、多くの人たちが必ずやってみるという、”世界の不思議めぐり”がある。不思議大好きの私もごたぶんにもれずやってみた。


ピラミッド、イースター島、ナスカの地上絵、エリア51、ノアの箱舟の漂着跡、マチュピチュ、ペレーの謎の人面画、オーストラリアの謎の巨人画… また、不思議系ではないが、北朝鮮の軍事施設、マイケル・ジャクソンのネバーランドや、ビル・ゲイツの家を見つけては『ほほぉ…』と意味もなく喜んでいる。もちろんこれらの場所は私が自分で見つけたわけではない。世界中の奇特なマニアの方が探してその座標(経度と緯度)をサイト等で公開してくれているのだ。


その中で特に私が『これは何だろう…』と思ったのが、マイケル・ジャクソン…ではなく、ペルーの謎の人面画、オーストラリアの謎の巨人画だ。ナスカの地上絵はアングルを変えて見てみると(3Dなので山から見下ろすこともできる)、あれは天体の動きをベースにした壮大なモニュメントと想像できる。決して宇宙人云々という”とんでも系”的結論には落ちいらないが、ペルーの謎の人面画(写真左)と、オーストラリアの謎の巨人画(写真右)は『これは何だろうな?』と妄想回路がフル回転してしまう。


 


写真ではわかりにくいが、どちらも数十キロ単位の大きさだ。まぁ、左の人面画は見事な自然のいたずらだと思うが、それしても地形的にここだけ浮かび上がっているのが何か不思議だ。それにしても右の謎の巨人画は何だ? 多分、古代先住民が宗教的目的、もしくはピラミッドのように何かの政治的目的で作ったものだと思われるが、それにしてもデカすぎる! いったい誰が見るのか? だからといって、”とんでも系”的に”宇宙人が作った”という結論にもってゆくのはあまりに夢がない。やはり人間が『コツコツ』と作ったのだろう。古代の人間の考え方や価値観ってどんな感じだったんだろう? それは現代の人間の考え方を物差しにしては理解できないかもしれない。私は宇宙人云々という安直な妄想より、よっぽど”人間の不思議”を想像した方が楽しくなる。

投稿者 mori-game