先週末、連ちゃんで映画を観た。



原題:The Brave One/監督:ニール・ジョーダン/脚本:ロデリック・テイラー/キャスト:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナビーン・アンドリュース、ニッキー・カット、メアリー・スティーンバージェン、ジェーン・アダムス/製作:ジョエル・シルバー、スーザン・ダウニー/撮影:フィリップ・ルースロ/音楽:ダリオ・マリアネッリ/2007年アメリカ映画/2時間2分/配給:ワーナー・ブラザース映画


まずはジョディー・フォスター主演の復讐劇『ブレイブワン』


で、感想――


まぁ、楽しめたが、『あの終わり方はアリ?』ってカンジで、ちょ~っと納得できなかったかなぁ……。


物語は、婚約者を暴漢どもに殺され心身に深い傷を負った主人公(ジョデイ)が、一丁の銃を手にした後、法で裁いてくれない暴漢どもを自らの手で裁いてゆく……という定番の話し。


中盤あたりまでは、それなりに緊張感を持たせながら観せてくれたが、終盤に向かうにつれ、ちょっとご都合臭が強まってきた。で、え~っ!?なエンディング。(ネタばれになるからここでは書かないけど)


たしかに、客が予想できるようなオチに持ってゆくのも安直なのは分かるが、あれじゃあ、今までのシリアスな緊張感は何だったの?というカンジになるなぁ。まぁ、それさえ気にしなければ結構シリアスさが楽しめる作品です。


次は、大ヒットミュージカルの映画化『ヘアスプレー』


原題:Hairspray/監督:アダム・シャンクマン/脚本:レスリー・ディクソン/ジョン・トラボルタ、ニッキー・ブロンスキー、アマンダ・バインズ、クリストファー・ウォーケン、ザック・エフロン、イライジャ・ケリー、クイーン・ラティファ、ミシェル・ファイファー、ブリタニー・スノウ、ジェームズ・マースデン/製作総指揮:ジェニファー・ギブゴット、ギャレット・グラント、マーク・シェイマン、アダム・シャンクマン、スコット・ウィットマン/製作:クレイグ・ゼイダン、ニール・メロン/撮影:ボジャン・バゼリ/美術:デビッド・グロップマン/振付:アダム・シャンクマン/2007年アメリカ映画/1時間57分/配給:ギャガ・コミュニケーションズ


で、感想――


いやぁ~楽しかった! こんなに音楽を楽しめる映画は『ブルースブラザース』以来です。


物語は60年代ボルチモア、人気TV番組「コーニー・コリンズ・ショー」に憧れる、ちょっと太めの女子高生トレーシーがメインとなって繰り広げるハートフルストーリー。全編、60年代のR&RやR&Bサウンドがノリノリで音楽好きにはたまりませんぜ。


ちなみに私が1番気に入ったシーンは、トレーシーの父親役のクリストファー・ウォーケンと、何故か母親役のジョン・トラボルタのダンスシーン。いやぁ~、すげえものを見ちまった!というカンジでサイコーでした。


イスに座って鑑賞するにはもったいない、できるなら踊りながら観てみたいという気にさせるエンターテインメントな作品でした。お奨め!

投稿者 mori-game

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