ナスの実がなった。まだひとつだけだが我が家庭菜園の喜ばしき収穫第一号だ。
あまり大きくなると実が硬くなるというので小ぶりなところで収穫した。
いやぁ~、なんか嬉しいねぇ。さてさて、収穫したからには、おいしくいただいてやるのがナスに対する礼儀というもの。どのように調理してやろうか……
やはり、その素材の味を堪能するなら『焼きナス』で決まりでしょ。
醤油を垂らして食したその味は、”自分が育てた”という感情移入のせいもあるが、普通のナスの味とは一味違った美味なものだった。同時にナスに感謝というか、『ありがたや』の心が湧いてしまった。
飽食の時代に慣れてしまったんだろう。食べ物に感謝するということに鈍感になってしまった自分に改めて気づいた。ああ、ありがたき自然の恵み。第一次産業の崇高さをあらためて感じます。