リミテッドアニメのディズニーと言われたタツノコプロの名作、『ヤッターマン』と『ガッチャマン』が実写映画化されることが決定したそうだ。


 実写版『ヤッターマン』ロゴ(なんかブリーフみたい)


ソネットニュース → こちらから


制作、配給は日活。



――日活といえば、最近では実写版『デスノート』が成功しているが、私は日活と聞いて連想するのは、石原裕次郎や浅丘ルリコ、宍戸ジョー等が活躍した『日活アクション映画』や、そのプラモデルを買っていたく後悔したことがある『大巨獣ガッパ』、私の故郷(いなか)の町にあった古びた映画館で、町に住む若き野朗どものスケベ心を満たしてくれた『日活ロマンポルノ』、そして会社が傾きゲーム会社ナムコに買収されてしまった……と、いうところかな。(現在はナムコ保有の日活株式が一部を除き売却され、日活はインデックスグループに入り、スカパーの出資も受けている)


『ヤッターマン』に関して一番気になるのはその監督だが、監督は三池崇史氏に決定したそうだ。三池監督といえば『着信あり』『ゼブラーマン』『妖怪大戦争』、最近ではゲームの映画化である『龍が如く』等の作品で有名だが、私は彼の作品は実のところ『妖怪大戦争』ぐらいしか観た事がないので、その実力の程はわからないが『~大戦争』を観た印象では『手堅いっていうかエンタメ職人っぽい監督だな』という印象は得た。(なんかデスノートの金子監督っぽいっていうか……)


あと気になるのは、ヤッターマンのギャグに関してだが、あれはアニメであるからこそ成立した稀有なギャグなので、そのノリを理解していないといかに手堅い三池監督をしてもはずしてしまうという懸念もある。あのノリをいかに新たなカタチで実写映像化するのか、その手腕を期待したいところだ。特に邦画の弱点ともいえるシナリオには一工夫してもらいたい。


 


【追記1】今回の件で知ったのだが、三池監督は『08年度版 大魔神』もメガホンを振るらしい。そもそも、大魔神がリメイクされること自体あたしゃ知りませんでした。


【追記2】:ガッチャマンはDOCOMOのCMが冴えていた中島哲也監督にやって欲しいなぁ。彼、スタイリッシュな映像センスは日本でもトップクラスだから。でも、やらないだろうなぁ……。彼、ヘンな人間ドラマが好きそうだから……。

投稿者 mori-game

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