先日の日曜日、原宿のビッグトップで催されていた太陽のサーカス(シルク・ド・ソレイユ)の『ドラリオン』を観てきました。
*このドラゴンのイラスト、結構気に入ってます。(追記:これ、ドラゴンとライオンのキメイラなんだって)
今回観た『ドラリオン』は、前回観たヨーロピア~ンなファンタジー『アレグリア2』とうって変わったアジアンテイストのもので、出演者の8割がたが中国雑技団出身と思しきアジア人でした。もちろん中国雑技団な出演者ばかりといっても、そのテイストはやはりシルク・ド・ソレイユ。中国雑技団のような中華くささはなく、美術、音楽、演出とも欧米テイストの超1級のエンターテインメントでした。
しかし、中国雑技団ってスゲェよなぁ……。どうみたって小、中学生と思しき子供達が堂々と大人の鑑賞に値するスゴ技を披露している様は、中国4千年のエンターテイメントの底力を感じずにはおられませんわ。まぁ、あそこに到るまでにいかに多くの血と涙が流れ、特訓という名のシゴキの日々があったと思われますが……、あまり想像したくはないもんですな。
あと、彼らの演技って観ていて『失敗する気がしない』ところがすごい。反面、技のすごさや精密さを追求する分、欧米人のそれと比べて詩情が少ないところが、ちょっともの足りないかな。早いはなし、コマネチとチャフラフスカの違いとでもいいましょうか。(チャフラフスカって古くてわかんねぇか……)
いずれにしても、すばらしかったことには違いありません。そういえば、来年だっけ? 浦安のネズミー・シーにオーランドのネズミーワールドと同じようにシルク・ド・ソレイユがいつでも観られる施設ができるとか、できないとか。
*ラストのスーパー?縄跳びで失敗した子供達が一瞬ショボンとした顔を私は見逃さなかったぞ。(なかなか見られるもんじゃないので貴重でした(笑))