4日目と5日目はディズニーワールド(以下DW)巡りでした。デイズニーワールドは山手線内の面積よりも広大な土地に主に『マジックキングダム』『エプコット』『アニマルキングダム』『MGMスタジオ』『ダウンタウンディズニー』『ブリザードビーチ』『ワイドワールド・オブ・スポーツ』『タフーンラグーン』…等の8つのワールドで構成されています。そのうちの一つである『マジック・キングダム』が日本でもお馴染みのディズニーランドとなっております。
4日目の朝。『O’hana』というポリネシアンなレストランで『キャラクターズブレックファースト』をいただきました。これ、早い話し、『着ぐるみ』のディズニーキャラが朝食の接待(主に記念写真を撮る)をするというものです。犬やネズミや宇宙人は来ましたが、私が大好きなアヒルは来ませんでした……。
こんな感じ。
パンケーキなミッキーを食ろうてやりました。(けっこうウマかったです)
で、この後私が一番行きたかった『エプコット』へ直行します。
『エプコット(EPCOT)』についてですが、その昔、ウォルト・ディズニー氏はこのオーランドの地に本気で『未来都市』を建設しようとしていましたが、予算・技術面の理由でその計画は難しくなりました。(なんせ、街を透明なドームで覆うという構想ですからね) で、彼が亡くなった後、計画は変更され、彼の後継者が彼の意思を尊重すべくモニュメント的な意味でこの施設を建設したそうです。私は子供の頃、TV番組『ディズニーランド』で彼が語る『未来都市エプコット』の構想を聞いてはワクワクしていたことを記憶しています。
エプコットの中は技術がテーマの『フューチャーワールド』と、文化がテーマの『ワールド・ショーケース』で構成されています。
(EPCOT とは an Experimental Prototype Community of Tomorrow の略称です)
写真のフューチャーワールド内にある『ミッション・スペース』は、火星探査船を操縦するクルーという設定のアトラクションです。実際に遠心力を使って本物のロケットのようにG(重力)がかかるので、ちょっとヘビーです。Gで顔が歪んでゆくのが実感できました。(ちなみに過去、二人の客が亡くなったそうです…)
『テスト・トラック』という、車のテストドライバーになるというライドもののアトラクション。ラストに時速100キロ近くで疾走しますが、油断するとカーブでクビ筋をひねります。(同行したS君は油断してヒネリました)
エプコットは『文化と技術』がテーマの万国博覧会みたいなテーマパークなので、若い人が狂喜するような派手なアトラクションはありませんが、反対にまったりとした『いいなぁ…』てな感じのものは多かったです。写真の『SOARIN(ソアリン)』は巨大なハングライダーでアメリカの観光地を遊覧飛行するというもので、ローテクな割には、雄大な気持ち良さが大人気のアトラクションです。
ワールド・ショーケースは万博のように世界11ケ国のパビリオンを巡るという感じで構成されています。実にまったりとしています。あと、歩き回るとかなりの運動にもなります。
日本館の入り口にたっていた、なんかインチキくさい旗。日本館には『三越』のレストランがあり、そこでパフォーマンスをしながら肉を焼く鉄板焼きを食しました。料理人がナイフをグルグルまわしてリズムをとりながら焼く、例のやつです。私は始めての体験でしたの結構楽しかったです。(バイトで来たと思しき日本人のウェイトレスのお姉さんが、バリバリの渋谷系ぽくて、なんかおかしかったです)
食事の後、突然の夕立にみまわれましたが、その後の虹がとても綺麗でした。欧米人の客が『OH! rainbow!』と素直なリアクションを見せておりました。
夜のエプコットです。
この日の夜は、MGMスタジオでやる屋外ショー『ファンタズム』を観に行きました。
なかなかハデでおもしろかったです。が、ショーの殆んどが水のクリーンに映されたディズニー・アニメ映画のダイジェストばかりだったので、ちょっと物足りない気もしました。後ろに座っていたプエルトリコ系の兄ちゃんたちが異様に盛り上がっていたのが印象的でした。
ショーを観終ってゾロゾロと帰るお客さんの群。この後、再びエプコットへ戻って花火ショーを見てこの日は終わりました。
つづく