昔から思っていたのだが、つくづく金鳥のCMって、おもしれ~よな~。


 


写真は現在オンエア中のゴキブリ駆除剤『コンバットαミニ』のCMで、アニメの少女のかわいい声を出しているのは実は55歳のおばさんだったというオチ。典型的なインパクト狙いのCMですな。(ちなみに、おばさんは高坂真琴さんという有名な声優さんです)


昔から私が興味があるのは、普通に考えれば『ふざけている』としか思われかねない一連の金鳥のCMを提案している広告制作会社・代理店側とそれを聞いている金鳥広報部?とのプレゼン風景だ。一体どんな会議が行われ、どういう経緯で企画を決定しているんだろう? 一度見学してみたいものだ。ちなみに下記は金鳥のHPから引用させてもらった『コンバットαミニ』のCM企画意図だ。


コンバットシリーズにミニサイズの新製品「コンバットαミニ」が仲間入り。大中小3つのラインナップから、用途にあわせてお選びいただけるようになりました。この事実を伝えるべく、前作の逞しいエアロビダンサーズから一転、今回は可愛いアニメヒロイン「マコちゃん」が登場。屈託ないキャラクター設定とハードな台詞のギャップで、新たなコンバットワールドを生み出します。さらにCMの最後には大どんでん返しも用意。「一度見たら忘れない」を目指したこのCM、店頭で思い出していただけたら幸いです。


私には既にこの企画意図自体がギャグにしか思えない(笑)。でも、お笑いのメッカ、関西の企業である金鳥さんとしては『おもろうて、インパクトあって、商品名覚えてもらえればそれでええんとちゃう? 所詮、宣伝やし』というノリなのかもしれないな。 ちょっと会議を妄想してみよう――


制作側『最後に声優さんに顔を出してもらい、”本当はマコちゃん55歳!”と言ってもらうことによって視聴者側に強烈なインパクトを……」


金鳥側『う~ん、なんかもの足らんなぁ……』


制作側『えっ?』


金鳥側『そや! ”本当はマコちゃん55歳!”のあと声優のおばはんにイヤ~ン!ってシナつけて言ってもらうと、もっとインパクト出るんとちゃう?』


制作側『ああ、それおもろいでんな。やりましょ、やりましょ!』


(注:関西弁はいい加減っす)


――てな感じだったりして(あくまで妄想です。実は大真面目だったりして)。 正直、私は子どもの頃からギャグ、ナンセンス、くだらない、ふざけている…という類が大好きな変わり者だ。だから今後も金鳥のCMが楽しみで仕方がない。


金鳥のCMは金鳥のHPで見れます → こちらから

投稿者 mori-game

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