いやぁ~、おもしろかったなぁ。今日のWBC準決勝の日本・韓国戦。



1回、4回にイチローが自慢の足を使って2塁へ進むものの打線が繋がらず、緊迫した投手戦の状態が続いていましたが、その均衡はまたしても前回の韓国戦と同じく7回で破られました。今回破ったのは日本側! まず4番松中がライト線への2塁打。それも2塁へ、ヘッドスライディングで突っ込むという根性を見せ、『うらぁ!』と言わんばかりに気合を入れてゲンコツでベースを殴ります。(2塁審判のボブさん、ちゃんとセーフってポーズとれよ!) 私はこの松中のヘッドスライディングで『いい感じ』がしました。(前回は今江の落球で『嫌な感じ』がしましたが) で、そういうときの予感って結構当たるもので、この後の嫌な感じの今江に代わって代打に入った福留が、なんと! ツーランのホームランで2点先制! 動揺した?韓国のピッチャー・キムが次の7番小笠原にデッドボール。さらに動揺を隠せないキムが8番里崎への暴投の間に、小笠原は2塁へ。で、おお、すばらしい!この後、里崎がエンタイトルツーベースを打ち放ち小笠原を生還させて3点目。慌てた韓国はピッチャーを交代するも一度火がついた日本打線はもう止められらない。代打の宮元がショートに弾き返し里崎が生還して4点目。そして次の2番西岡がライト前へ弾き返し、ツーアウト、ランナー1、3塁でバッターはイチロー。1回、4回と無念を飲んだイチローはこの大舞台で見事レフトへ弾き返し皆の期待に答えます、さすが千両役者。で、里崎が生還して5点目! そして次の8回表。サムライ多村がソロホームランで更に1点を追加して合計6点! この段階で私は『ムフフ……勝ったな』と勝利を確信しました。思わず嬉しくなって冷蔵庫から冷えた缶ビールを持ってきて祝杯です。(サムライ多村は4回裏でもホームランもどきの大ファールをキャッチするというナイスプレーをしています)


しかし、イチローはよっぽど嬉しかったのでしょう。目の奥は笑っているけど、鼻から下は冷静を保っているという変な表情がおかしかったです。(笑いをかみ殺しているという感じかな?) さすが大リーガーのスター選手。かっこつけます(笑)。


この後、試合は雨で45分ぐらい中断します。再開後、7回まで好投を続け無失点に抑えた上原は降板。(満面の笑みでしたね。お疲れさんでした) そして再開後、8回、9回を藪田、守護神・大塚のリレーで韓国打線抑え、ついに日本は勝利しました。ウヒョヒョヒョ~! 選手全員飛び上がって喜んでいましたね。前回の韓国戦のメソメソ顔とえれぇ違いです。


あと、今回のWBCにおける日本チームの試合はなかなか教訓にもなりました。


『ものごと、なにがあっても簡単にあきらめちゃダメなのだ』


――って、ことをね(笑)。


いやぁ~しかし、おもしろかった。さて、次はいよいよ決勝。対キューバ戦です。頑張れ、ニッポン!


 


【追記】スタンドで応援していた観客が持っていたデカイ日章旗に書かれた文字が笑えました。『正しい判定を』だって。

投稿者 mori-game

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