今年も終わり。『1年あっという間だったなぁ~』なんて毎年同じ台詞を言いながら今年を締めくくる。で、来年の干支である犬の画像をネットで探していたら『ライカ犬』のサイトと写真を見つけた。
→ ここのサイト
まず、私はこの『ライカ犬』という名詞は犬種名で、犬自身は無名、もしくは公表されてなかったとずっと思っていたが、実は『ライカ』が犬の名前だったそうだ。(ちなみにライカはメス犬です) ライカは現場で”ちっちゃな巻き毛ちゃん”という愛称でスタッフの皆から愛されていたようだ。自分のこれからの運命を知るよしもないライカにとって、皆に愛された日々は幸せだったろう。その後、ライカはその愛から無理やり切り離され、人類の科学進歩の為にその命を捧げさせられた。二度と地球に戻ることのない狭く暗い宇宙ロケットのカプセルの中で。
犬といえども犬なりの感情や気持ちはある。だから、さぞやライカは怖かったろう。そして寂しかったろう…
――と、こう書くとまるでスタッフが悪者のかのようにみえるが、ライカのことに一番心を痛めたのはもちろんスタッフ、特に飼育関係者であったことは言うまでもないだろう。
ところでライカはまだ地球の周りを回っているのだろうか? …いや、もうとっくの昔に地球の重力に引き寄せられて大気圏で燃え尽きてしまっただろう。でも今でもライカの魂だけは地球の周りをまわり、自分を愛してくれたスタッフに再会する日を楽しみにしているのかもしれない。
――な~んて、ライカの写真1枚でこんな妄想する俺って、かなりのセンチ野朗だな(苦笑)
――『大昔から犬は人間のことが大好きなのです』という台詞をどこかで読んだことのある文鳥