忘れないうちに書いておこう。朝、起きる前にすごくリアルな夢をみた。その内容だが……
何故か私はうらびれた店の中で、これもまた店のうらびれた客達と一緒にTVで封切りされている映画を観ていた。その映画は何故かまだ公開されていない『嫌われ松子の一生』。 当然ながら内容なんか知らないのに、何故かかなりハッキリとした内容で、ちょうど松子が三鷹の神田川辺りへ行くシーンだった。(何故か大林宣彦風)
するとこれまた何故か私は何かの組織に悪党に追われる破目になり逃げまくった。そしてどこかの田舎の学校の巨大な講堂に行き着く。中は映画会をやるということで一般の人達でごったがえしていた。中に何故か私の親友のCがいた。Cとしばらく話をしていると、人ごみに中から誰かが私に向かって手を振り大声で呼ぶ。なんと、それは『嫌われ松子~』に主演した中谷美紀だった。どうやら私は中谷美紀と知り合いだったらしい…
『普通の人には最悪の日だった。でも、彼女にとっては最高の日だった。米田さん(私の本名)はどちらですか~?』(このセリフ、夢の中のセリフなのに何故か鮮明に覚えている。)
彼女の側へ歩み寄った私に対しよく分からない質問をする中谷美紀。私は『しかし、今回の作品はよくできてたねぇ… 中島さんって天才だよ』と、またかみ合わない返事を返す(どうやら私は監督の知人らしい)。 それに対し彼女は『そうですねぇ。監督は…………(忘れた。この雑文を書く前は覚えていたのに)』――と、完全に友人との会話状態。そして、しばらく話をして私は彼女に『じゃあね!』と挨拶して再び友のもとへ戻った。――で、目が醒めたという感じ。
仕事柄か、年がら年中『妄想』ばかりしているので、たまに『妙~にリアル』な夢をみることがあるが(物語を創作する人ってみんなそんな感じかな?) 今回もそのナンバー3に入りそうなリアルさだった。だって、中谷美紀の声とかニオイとかが生に伝わってきたのだから。(あっ、ひかないで下さい)
『バッカじゃね~の!?』と、この雑記を読まれた方にそう思われそうだが、でもリアルだったから仕方がない。(現実感というのは、やはり脳が創っているのだなぁ…と実感) まぁ、しかし、こういうのは『夢』でみているうちは、こうやって雑記に書いていてもシャレにはなるが、本当の『夢』ではなく覚醒していても『夢』と同じように夢見ていたら『本物のアブナイ人』になってしまうんだろうなぁ……(怖ぇ~ 怖ぇ~…)
ああ、でもおもしろかった! マジで私の脳みその想像力…いや妄想力に感謝した(笑)
(しかし、この夢って『夢占い』的にはどうなんだろう?)
――過去、数々の有名人と出合った経験のある文鳥(夢の中で)