知人の漫画家さんに「コミケに集まるオタクというユーザー層をメディアから得たイメージで決め付けるのではなく、ちゃんと自分の目で見て分析したほうがいい」と諭され、(2日目に)連れてってもらいました。実は文鳥、テレビゲームというオタクな商売の世界に長年身を置きながらも、そのオタクの祭典のひとつでもあるコミケに行くのは生まれて初めてだったのです。
で、感想……
新鮮でした。まず、ここに集まる人々の純粋にマンガやゲーム、アニメがとても「好き」という、当たり前といえば当たり前なパワーを強烈に感じたこと。まさに「好き!」という概念が実像化し群れているかのようでした。(て、ゆ~か、自分が仕事に疲れて「好き」という感性が疲弊していたから新鮮に見えたんでしょうかね……w) もう、ひとつは、「とても自由な市場」であること。企業のように組織化してガツンガツン売りまくるサークルもいれば、「売れなくても参加してるだけで楽しいの♪」という感じで、まったりとやってるサークル(特に女性)もいて、それらがすべて共存しているところ。最後に、これが一番驚いたのですが、運営スタッフの管理が驚くほど段取りがよいこと! そのノウハウ使ってプロのイベント管理会社でも作れば?と思ったほどです。
(聞くところによると、運営スタッフのほとんどはボランティアだそうな。やはり「好き」というパワーがなせる技なんでしょうかね? あとは長年の蓄積?)
あらためて「好き!」という情熱の大切さを感じましたなぁ。
会場前の朝の8時。セッティングを始める参加サークルの人々の様子。テーブルの上には製本業者のチラシが山積みでした。
会場中の写真は省略。
4時。コミケ2日目終了。家路を急ぐおたくな人々。
夜の7時、最終日3日目に向けての搬入の様子。
しかし、すげぇ~疲れました~! 朝、5時起きだったし。