昨日、ゲームスクールのゼミの生徒達にWiiを体験させました。(買えなくてまだ体験してない生徒が多かったので)
で、みんなでワイワイと『Wiiスポーツ』のボーリングをしていたところ、切れました。あの有名なストラップの細いヒモが。
Wiiスポーツの『ボーリング』のボールを投げ方は、リモコンの下についているBボタンを人差し指で押しながら、実際にボールを投げるときのようにリモコンを振り、ボールを離す時にBボタンも離す――という操作なのですが、この時、慣れていないとBボタンを離す時にその他の指の力も緩めてしまうので、リモコンがスッポぬけてしまうことがあるようです。
ましてや、パーティープレイなので、いやがうえにも盛り上がり思わずリモコンを振る手にも力が入ってしまいます。で、切れた――という状況のようでした。
しかし、たったあれぐらいで切れるのは、ちょっと問題だなぁ…。そもそもWiiは家族や友達で楽しく遊んでもらうというのがコンセプトにひとつでしょ? 言い換えればヒモがきれるくらいそれらユーザーに盛り上がってもらわないとWiiのコンセプトから外れるわけで。ならば、盛り上がっているときのユーザーの興奮状態がどれだけリモコンに影響するかはちょっと想像すれば予想できそうなもの。なのに、ケータイ電話と似たような仕様のストラップって、それ、問題ですよ。
CMで『リモコンは激しく振らなくても大丈夫です』てなことを言っていたけど、それ、なんかオカシクね? 激しくふりたくなるほど楽しくエキサイトできる新しい体感ゲーム機――それがWiiだと思ったんだけど……。
不幸中の幸いか、リモコン自体はこわれていなかったのでゲームは続行できたましたが、皆でワイワイの楽しい時間にその軟弱なストラップのヒモが水をさしたのは言うまでもありません。ちょっと考える必要があるんじゃないかな任天堂さま。
ところでWiiに対する生徒達の感想だけど、皆に共通しているのは『想像したほど反応がよくない』という性能に関するものでした。それでも、皆でワイワイと盛り上がれたのも事実。『パーティープレイには楽しくていいですね』――と、さわって初めて気づいた『良いところ』を感じたようです。
しかし、巷で有名な『ストラップのひも切れ事件』を目の前で見られるとは思いませんでした(笑)。